BSコラム 究極の省エネ装備

カーナビの搭載について

その1<私の場合>

2000年04月01日



← BACK

↑HOME ↑

NEXT →

「カーナビの選び方」

カーナビの選び方は、それぞれ皆さん目的が異なると思いますが、乗用車と違い音声ガイドによるルート案内などの高度な機能はあまり活用できないと考えました。また乗用車と異なり、路肩に停車してから確認したり、場合によってはUターン等は簡単に行えますので、自動リルートなどもあまり必要ないと思います。ではどんなときに便利でしょうか。それは、いつも光る地図が開いていて現在位置を表示していること、自分が進んでいる東西南北の方向、さらに真っ暗な山道でさらに霧が立ち込めているたどの最悪な天候となっても次のコーナーの深さがわかり対処が可能になることなどがあげられます。どこに行っても自宅まで帰り道で迷うことはありません。
 このような使い方を考えた場合、最新機種である必要はないと思います。ジャイロや車速センサーがあれば、トンネルの中でも自車の位置が出せますが、これのついていない古いタイプのものは矢印はトンネルの入口で止まったままです。でもトンネルの中で分岐するような首都高速でもない限りこれで困ることはないでしょう。それよりも高度な機能が過酷な条件で動作不良の原因となる可能性の方がわたしは気にかかります。わたしの選んだものはネットの掲示板にあったもので、新型と交換したもののようで、配線は途中で切られていたり、汚れていたりしていましたが、3万円という値段を考えれば、壊しても諦めがつくだろうという範囲のものです。取付マニュアルがなかったため、配線に一部残っていたタグと、車につけた別のメーカーの製品の取付マニュアルを参考にして、最後はつないでみて調べるという怖い技を使いました。
 このタイプは5年くらい前のもので、GPSのみの精度しかもっていませんが、あとできけば、この時代のものでは最高に精度のいいものだったようで、地図上の道路から外れたり、他の道にいたりというトラブルはほとんどありません。


カーナビの配置

カーナビの配置については、ディスプレイはハンドルバー、リモコンはマスターシリンダー上、本体とTVチューナーはシート下トランク内、GPSアンテナはシーシーバー上、TVアンテナはリヤキャリアに吊り下げ、となっています。

カーナビの据付方法

1) ディスプレイ

当初よりハンドルバーに取り付けるつもりでしたが、ハンドルの振動は乗用車のダッシュボードとは比べものにならないほど大きなもので、付属していた取付雲台では走行途中で緩んでしまい落としそうになりました。ディスプレイ裏面にボルト穴が4つありましたので、これにエーモンの金具をつけて、ハンドルカバーにタップねじで固定するようにしました。この段階でもうディスプレイを取り外すことはできなくなります。そこで防滴対策として、PP板で囲いをかぶせ、ディスプレイスクリーンは梱包に使わせていたPVCの透明フィルムをつけるようにしました。外見はあまり格好よくはありませんが、目立たないようにできたのはよかったのではないかと思います。





2) リモコン

電源を入れた後に操作が必要となることはあまりないのですが、目的地や目印が表示画面から外れてしまうとどこにいるのかわかりづらくなることがあります。この場合表示スケールを大きくすればいいのですが、一々リモコンをフロントボックスから取出すのでは面倒です。かといってディスプレイにリモコンが向くように取りつけられるような場所はありません。
 この問題を解決するためリモコン発光部とリモコン受光部を光ファイバーでつなぐことにしました。このアイデアは以前よく参加していたHP95/100/200LXのフォーラムではやっていたものです。
 被覆付光ファイバーはこのごろAVケーブルとして安価なものが手に入るようになってきました。プラグは使わず、必要な長さでカッター等で切り、切り口はライターで溶かしてレンズ状に形を整えます。反射をよくするためステンレステープで受光部、発光部にそれぞれ貼りつけます。この方法を使えば、リモコンとディスプレイの受光部との位置関係がある程度自由に配置することができます。リモコンにはあらかじめ熱変形タイプのフィルム袋に入れて防水加工しておきます。

3) 本体

 本体はシート下に取りつけますが、まず本体裏に5mm厚の防振パットを全面に貼りつけます。本体付属のL字の金具をひとつ使用し工具入れのない側に寄せてトランク下に固定します。寄せた側にはL字が使えませんので、エーモン金具で腕を出してこれでトランク側面と固定します。TVチューナーについては本体の上にエーモン金具で固定しました。

配線図の見方

サービスマニュアル(またはオーナーズマニュアル)の後の方に配線図が載っていますが、これをまず数枚コピーします。これに色鉛筆またはマーカーペンで色をつけていって実物と照合していくわけです。まず一番最初に確認するのはバッテリーとフューズボックスです。ここから同じ色配線(記号凡例に色記号あり)の部分を何本か塗り分けていくと読めてきます。バッテリーからのプラスとマイナス、メインスイッチを通った後の配線はどこかを確認していきます。テスターでフレームとの電圧を測定してみて最終確認してからナビに配線していきます。テスターであたるときはくれぐれも裸線をショートさせないように、また実配線する場合はバッテリー端子を念のためはずしてから行ってください。またそれでもフューズを飛ばす場合がありますから、予備の購入はお忘れなく。

電源について

カーナビの電源の配線には@バッテリー直接のもの、Aアクセサリー電源に接続するもの、Bイルミネーション電源につなぐものがあります。これらのうち少なくとも@、Aは必要です。Aについてはバッテリーからメインスイッチを経たところを探します。BについてはHi/Lowありますが、Low側から信号をとるのがいいと思います。わたしはダイオードを二つ使ってHi/Lowどちらでもイルミネーションとなるようにしています

配線工事(1)

電源関係で問題となるのが、パーキングスイッチ回路です。これは車の場合にもキャンセルするか話題になるところですが、当然キャンセルさせました。この信号線を探してアースと接続します。 

配線工事(2)

ディスプレイ>TVチューナー>ナビ本体とデータケーブルを接続していきます。トランクから下回りをくぐってデータケーブルと前述のアクセサリー電源、イルミ電源線を取りまわすのは大変でした。
 後はGPSとTVアンテナ線の接続して配線終了です。GPSの設置場所については後で変更したくなる場合もありますので、テープ等で仮止めしておいたほうがいいかもしれません。


動作確認

アースとメインの電源が正常であれば、電源スイッチのON/OFFにかかわらず、CDROMの出し入れができます。アクセサリー電源が正常であれば、メインスイッチを入れた後、リモコンで電源を入れれば、ナビ画面が起動します。またテレビのリモコンについても確認してみてください。

運転上の注意

まさか走行中に操作しようと考えていらっしゃる方にいないでしょうけど、凝視すること自体非常に危険ですので、信号待ち等で停車したときに見るようにしてください。

完成の姿

左の写真は無線機を装着するためにケーブルの引き回しを改造し、カバーを新しくしたところです。光ケーブルもカバーの中に隠したので、外見はすっきりしました。

製作上の注意

取付は手際よく行えたとしても長時間になると思います。わたしもなんどか途中で部品調達にいくことになりました。(余計なものを買わないのはいいですが・・)この場合バイクはバラされているでしょうから、別の足で買出しにいくことになるでしょう。

 


トラブルシューティング

 わたしの経験からのトラブルシューティングについては下記のようなものがあります。

@ アース不良
 これは乗用車にカーナビを自分で取り付けた時にあったトラブルですが、全部配線チェックして、さあ電源ONという段階で??動かないという事態になりました。これがアース不良だとわかるまでは真っ青でした。塗装された鉄板にボルト止めしていたのですが、少し緩めて動かしてみるとバチバチと火花を発して起動しはじめたという次第です。スクーターにとりつける場合にも注意要です。

A 取付不良
 カーナビの取付は取付説明書にあるようにその方向や方法に制約があります。シート下に取りつける場合も取り付け方向には注意してください。CDROMが出てくる方向も考えなくてはだめですよ。また、しっかり車体に固定するように説明書にかかれていると思います。わたしは固定用のビスがひとつ緩んでいただけで信号で停車するたびにリセットされて日本地図の真中の明石にカーソルがセットされてしまうことがおこりました。

Bデータケーブル断線
 突然画面が紫色になるトラブルが発生しました。データケーブルのTVチューナー部のコネクターをいじる直ったり直らなかったり・・
 古いカーナビのケーブルですから、新品を入手することはできませんし、コネクター自体についてもみたことのない特殊な本数のピン数のものでこれも探せないだろうと考えました。この段階でもう壊してしまってもいいとひらき直ってばらしてみることにしたのです。
 まず、これはRGB信号のうちG信号が切れたのだろうとコネクター部をはずしてみたのですが、込み入っていてよくわかりませんでした。そこで今度はチューナーをばらしてコネクターのメス部の近くのプリント基板のシルク印刷からGと書いてある部分を探せたので、ここからバイパス配線を取り付け単独で外部に取出すことにしました。また、ケーブル側のコネクターをもう1度確かめてみるとさっきの線がプラグの裏からするりと外れてしまいました。元に位置にはんだ付けはできそうもなかったので、これも単独でケーブルから取出して、先ほどのチューナーからのケーブルとギボシ端子で接続するようにしました。これは非常に調子がよくその後接触不良によるトラブルは起こっていません。
コネクターがばらせる古いタイプのケーブルだったので、こんな修理ができましたが、新しいモールドタイプであれば、純正部品を取り寄せるしかなかったかもしれません。


← BACK

↑HOME ↑

NEXT →

このページに関する感想およびコメントは

(最終更新:2000/04/01)


(c) BigScooter.com All rights reserved.